私達はハネムーンでイタリアにフリーのオーダーメイドプランで9日間行きました。
行った都市はローマ(2日)、カプリ島・青の洞窟(1日)、フィレンツェ(2日)、ベネチア(2日)です。
私たちのイタリアハネムーン旅行記を載せています。こちらの記事は6日目(ベネチアday1)です。
各観光名所の回り方や感想、時間のかかり方、行ったお店のリアルな感想など、これからイタリアへ行く際の参考にしてもらえたら幸いです^^
※お店等現在の情報と異なる部分がある可能性がありますのでご了承ください
【地図】ハネムーン6日目:ベネチアday1
この日に行った観光地やお店の場所はこちらです♪
【旅程表】6日目:ベネチアday1
時間 | 工程 【6日目】ベネチア 曇り☁ |
---|---|
9:15 | サンタ・マリア・ノヴェッラ中央駅 出発 |
↓ ユーロスター | |
11:35 | サンタ・ルチア駅 到着 駅でコーディネーターと待合せ(3時間観光案内開始) |
↓ 水上バス | 13:00 | ホテル着 チェックイン |
13:15 | 市内観光案内 サンマルコ広場 ためいき橋 リアルト橋 水上バスの乗り方案内 など |
↓ 徒歩 | |
14:35 | ゴンドラ遊覧 |
15:30 | 軽食 |
16:00 | 市内散策 バーカロ「カンティーナ・ド・モーリ」で一杯 ジェラート アカデミア橋 |
↓ 徒歩 | |
19:30 | 「トラットリア・キネッラート」で晩御飯 |
↓ 徒歩 | |
20:30 | 夜のサンマルコ広場散策 |
ホテル着 お風呂 就寝 |
9日間の旅程表はこちら→イタリアハネムーン フリープラン9日間日程表
フィレンツェからベネチアへ列車移動
本日はフィレンツェからベネチアへユーロスターで移動します。
まずはホテルで朝ご飯。メニューはずーっと一緒(^^;
フィレンツェでだいぶお買い物もしたので、スーツケースが随分重くなりました・・・。
重すぎて、サンタ・マリア・ノヴェッラ中央駅に入る前の階段をなかなか上げられず(>_<)そうしたら、いきなり外人の男性がスーツケースをひょいと持って、こちらが止める間もなく上まで上がってくれました。もちろんスーツケースから自分も手は離さず。上がったところで、どうやら「金くれ」と言っているもよう。私は何と言っているか分からない風を装い、でも「No No!」と意思表示をして駅へ急ぎました。
まったく、こちらから頼んでもいないのに勝手にやって金銭を要求してくるなんて。ガイドブックに書いてあった通り、ただの親切なんてイタリアではなかなかないので、何か他人に親切にされたらお金を要求される可能性があるので、お気を付けください!
駅の構内に入ったら、ローマの時と同様に電光掲示板の前に人がズラリ。
ローマでは電光掲示板が間違っていたので、今回ドキドキしていたのですが、きちんと表示されて無事自分達の列車のターミナルへ向かえました。よかったー^^
例のごとくユーロスター内で軽い昼食。それにしてもスーツケースのような大きい荷物は座席ではなく乗車口付近の荷物置き場に置くのですが、盗られないか心配になっちゃいました・・・もちろん大丈夫でしたが(^^;
ベネチアのホームで日本人コーディネーターさんと会えました。ベネチアも女性の方でした。
まずは駅からホテルへ水上バス(ヴァポレット)で向かいます。さっそく移動が水上バス、ベネチアらしいな~^^とか思っていたら、駅前の停留所は多くの人で大混雑!
乗れるまでに、ちょっと待ちました。30分前後くらいでしょうか。
確かに夏のハイシーズンだし、ベネチアは電車も車もないのでメイン場所に行くには絶対に水上バスに乗らないといけないので、きっと駅に着いたほぼ全員が利用するので、こんなに混むんでしょうね。
そうなんです、ベネチアに列車や自動車で来れるのはサンタ・ルチア駅まで。そこからメインの旧市街エリアは電車はなく、自動車・バス、はたまた自転車すら(!)禁止なのです\(◎o◎)/!その為、街中の移動は完全に徒歩のみ(荷物を運ぶ手押し車はOKみたいです)。徒歩以外の移動は運河を行く水上バス、水上タクシー、ゴンドラ、トラゲットなどのみ。
でも歩いてみて納得。車どころか自転車が通ることすら厳しいそうな、人と人がすれ違えなそうなほど細ーい路地がたくさんありました。そして街中に水路がたくさん通っているので小さい橋も同様に多く、いちいち自転車を下りて階段を上って下りて・・・とはいかなそうです。
その為、古い町並みの中で近代的な乗り物を一切見かけないので、迷路のように細い路地が入り組んでいる中を歩いていると、本当に異国どころかファンタジーの世界に入り込んだ気分になります。私としては完全にドラクエの世界です。イタリアの今まで行った都市の中で、一番非日常を感じられました。
少し話を戻して、水上バスにやっと乗船できた私達は、大運河カナル・グランデを旧市街に向けて進みます。席は埋まっていたので立ちです。端っこ辺りを陣取り、ひたすら運河から見える建物、街並みを「これが本物のベネチアかー!」と思いながら楽しみました^^
停留所に着き、そこからホテルまで歩きます。
ここでお伝えしておきたいのが、ベネチアとスーツケースの相性の悪さです!
ベネチアにはタクシーもエスカレーターもない徒歩のみ。狭い道に人がいっぱい歩いているので、そこをスーツケースを引きながら歩くのがちょっと大変。そして床はでこぼこした石畳でさらに引きにくい。
1番やっかいなのが、何度も通るちっちゃい橋!
何本も走る水路の橋の階段を上がる度にスーツケースを持ち上げて渡る必要があり、最後の都市に着くまでにだいぶ重くなったスーツケースの上げ下ろしが私は結構きつかったです。スーツケースはキャスターがついているんだからいつでもコロコロして移動すればいいから大丈夫♪と思っていると痛い目にあいます。あくまでも自分で持ち上げて階段が上り下りできる重さまでにキープしておいてください!
ベネチアで宿泊したホテル
ホテルまで到着。ベネチアでの宿は「ドードパレスホテル(DUODO PALACE HOTEL)」です。
ベネチアの中心にしてシンボルであるサンマルコ広場からほど近くて、どこへも行きやすいそう。私がホテルを選ぶ時に重要視しているのが立地です。いつもは駅近を選ぶのですが、駅がないのでベネチアの真ん中辺りの立地を選びました。
ロビーはこんな感じ。団体客は泊まれなそうな、こじんまりした雰囲気のあるホテルです。入り口から入って右手に受付、正面には水路からの入り口が!ベネチアならでは^^
こちらがお部屋。ベッドも壁紙もオレンジ?サーモン?ぽい色でヨーロピアンな印象。広くはないですが、設備は綺麗です。
荷物を置いたら早々にまた出発です。
ベネチア市内観光案内
さぁ、チェックインもしたのでここからは市内観光案内です。でも移動に時間がかかったので、案内の残りは半分の1時間半程度です。
まずはベネチアの象徴・サンマルコ広場へ。ナポレオンが称賛したという、世界一美しい広場です。
装飾的な彫刻を施された白い列柱が、二段、三段と回廊になって広場を取り囲んでいる様子が圧巻です。広場には「サンマルコ寺院」「大鐘楼」などベネチアの見どころスポットなども立ち並んでいます。洪水の時期にはこの広場が一面湖のようになる光景も、写真やテレビなどでよく知られています。
広場を囲む回廊には、老舗カフェなどたくさんのお店が。この回廊は雨でも気にせず楽しめそう。日本でいうアーケード街みたい(笑)
とにかく広ーい!ずっと狭い路地ばかり歩いていたので、何となく視界が狭まっていた時に、いきなりどーんとこんなにだだっ広い場所が広がっているのがなんとも解放感です。
観光客もたくさん、ハトもたくさん。2ショットを撮ってもらいましたが、それにしてもこの日は終日曇天ですべてがくすんで見えて残念。明日に期待です。
広場を見たら、次は「ためいき橋」。観光名所だけあって、多くの人が写真を撮っていました。人がいっぱいでしたが何とか2ショットも撮ってもらいました。
ためいき橋の下でキスをすると永遠の愛で結ばれるという言い伝えのある、16世紀に架けられたヴェネツィアのロマンティックな橋です。映画「リトル・ロマンス」もこの橋をモチーフに制作されています。
でも実はドゥカーレ宮殿の尋問室と古い牢獄を結んでいる橋。ロマンチックなストーリーとは異なって、ため息いき橋からの眺めは囚人が投獄される前に見るベネチアの最後の景色だったというダークな一面も…。「ためいき橋」という名前は、囚人たちが投獄される前に最後に見るベネチアの美しい景色を見てため息をもらした、というところから、19世紀にジョージ・バイロンが名づけたものだそうです。
次はベネチアに数ある橋の中で1番有名な橋「リアルト橋」へ。
真っ白な大理石で造られていて、ベネチアの大動脈であるカナル・グランデに最初に架けられた橋だそうです。フィレンツェのポンテヴェッキオ橋のように、橋にはお土産屋さんが軒をつられています。こちらも大勢の人で大賑わいです。
コーディネーターさんと歩きながら、明日は離島に行く予定で、どこから行ったらいいかなど色々質問をしました。離島に行く時の水上バス乗り場、乗り方、注意点などアドバイスをいただきました^^気になることを全部日本語で確認できるのが本当にありがたい。
ベネチアでゴンドラ遊覧
そろそろ3時間観光案内も終了。最後はゴンドラ乗り場まで案内してもらって、ゴンドラに乗って2ショットを撮ってもらったところでお別れしました。
ベネチアと言ったらゴンドラ!今回はハネムーンだし、他のお客さんなしで写真もたくさん撮りたかったので、2人きりで乗船しました。通常だと6人乗りです。もちろん貸切にすると追加料金になるのですが、今回の旅行会社を、私の会社の後輩から紹介してもらった私達は、友人紹介特典として追加料金をサービスしてもらえました♪
私たちのゴンドラのゴンドリエーレ(船頭さん)は、恰幅の良いおじさま。
ベテラン感漂う渋いおじさまかと思いきや、やっぱりイタリアーノ。かなりお茶目でした^^♪カナル・グランデからから出発し、街中の細い水路へと入って行きます。もちろんゴンドラ乗り場もたくさんあり、道順も何通りもあるようなので、どんなゴンドリエーレさんに当たるかも含めて何度乗っても楽しめそうです。
ゴンドラからの眺めはこんな感じ。
ちゃぷちゃぷゆっくり進みます。そんなに揺れたりしないので、落ちる心配はないです。夫はずっと動画撮ってました。細い水路ではゴンドラが連なって、前の方のゴンドラから聞こえてくる歌声や楽器演奏も便乗して楽しめました。なんとも優雅な時間です。街中を進んだあとは、再びカナル・グランデに出ました。すれ違うゴンドリエーレさん同士が挨拶したりおしゃべりしたり、自由です。それにしても1本の櫂のみでスイスイと操作する姿がみなさまかっこいいですねー。
ゴンドリエーレさん、カメラを向けるとこの表情(笑)他にもウインクしてくれたり、いいねポーズしてくれたりお茶目です。イタリア語で「ベッロ!」(素敵)と伝えると、すかさず「ベッラ!」と返ってきました(笑)
途中で夫に写真を撮ってもらった時に、私がまったく気づいてない背後で、ゴンドリエーレさんが「しーっ」と夫に合図にして、撮る寸前に近づいて私の頭にキスしたんです!当然私はびっくりした顔で、おじさまは私の横でキメ顔で写真が撮れてました(笑) あいにくの曇り空でしたが、おじさまのおかげて楽しいゴンドラクルーズでした。最後にチップを渡して乗り場に戻ってきて終了です。
ベネチア市内観光
乗り場を後にした私たちは、軽めの昼食だったので小腹が空き、近くのお店に入りました。サンドイッチとピザで腹ごしらえ。
離島へ行ったり大鐘楼に上ったりするのは天気が回復しそうな明日行くことにしたので、今日の残りの時間はベネチア本島を歩き回って散策することにしました。サンマルコ広場周辺は案内してもらったので、この後はリアルト橋を渡り左側を回ることに。
・・・とその前に、フィレンツェで先送りにした「miumiu」へ。リアルト橋近くに、ブランド店が建ち並ぶストリートがあります。お目当ての長財布がこちらにもありませんでしたので、同ラインの定期入れを買いました^^可愛いし本場はお安いし満足♪お揃いの長財布は後日日本で買いましたー(笑)
ベネチアの人気老舗バーカロ
リアルト橋の上から写真を撮ったりお店を見たりしながら渡り、西側エリアへ。渡ってすぐの辺りに、行こうと思っていた人気の老舗バーカロ「カンティーナ・ド・モーリ」があります。バーカロとはいわゆる「バー」や「バル」のようなお店です。
看板がすでに年季を感じて素敵。なんと1462年創業の街を代表するバーカロです。
16時過ぎという中途半端な時間だったので、お客さんもまばら。店内がまた雰囲気があって素敵!映画の中に入り込んでしまったかのような気持ちになりました。
バーカロに行くのを楽しみにしていた夫はワイン1杯とチケッティを数種類頼み、嬉しそうです。私は缶チューハイ1本飲みきれないくらいお酒に弱いのでソフトドリンク(^^; 一緒にワインが飲めたら楽しいだろうなー。
本場のバーカロの雰囲気を味わえるのでお薦めのお店です♪ご飯時はかなり混雑しているらしいです。
ほろ酔い気分になった夫は普段以上に陽気になりながら、散策を続けます。
西側は本当に迷路のよう。地図とにらめっこしながらカナル・グランデ沿いに南へと歩を進めます。サンマルコ広場周辺と比べると観光客が減るので、人が入らない写真が撮れたり、庶民的な地区なので地元の人々の日常を垣間見えることも。
舟の上の八百屋さん!
アルファベットとゴンドリエーレが組み合わさった絵はがき。いま画像を見返してみたらお洒落で可愛いなー。買えばよかったな(>_<)後悔しているのであなたは見かけたらぜひ買ってください(笑)
たくさん歩いてお店もたくさん覗いて歩き回って疲れたら、もちろんジェラート休憩!ベネチア初ジェラート。美味しい♪
アカデミア橋
だいぶ歩いて、南側までやってきました。アカデミア美術館の前にかかるのがこのアカデミア橋です。カナル・グランデを徒歩で渡るにはリアルト橋かこのアカデミア橋しかありません。この橋の大きな特徴は木造であること。
リアルト橋に比べて木造で小さくてだいぶ素朴な印象に橋ですが、何といってもこの橋の上からの眺めは格別!サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の大きなクーポラも良く見えます。とても絵になる風景です。ちょっと雲が晴れて西日も出てきました^^
この景色を見るためにアカデミア橋まで行く価値ありです!
橋の付近はまた観光地のような賑わいが戻ってきました。そして、橋を渡って東側エリアへ。こちらも散策しつつ晩御飯のトラットリアへ。イタリアでは高級レストラン=リストランテ、大衆食堂=トラットリア、居酒屋=オステリア、ピザ屋さん=ピッツェリア、ジェラート屋さん=ジェラテリアなどと言います☆
ベネチアでディナー
島のベネチアは何でも輸送費がかかるので物価が高いです。夕飯は安さ重視で検索して、 「トラットリア・キネッラート」という庶民派トラットリアへ。
こじんまりとした雰囲気です。イタリアのディナー時間よりも早いので、店内はお客さんゼロ。
気さくなお兄さん。渡してくれたドリンクメニューにはこんな文字が。。。
「リストを飲む」って何ー!?(笑)これは「ドリンクリスト」を翻訳ソフトにかけてそのまんまなのかなー(^^;日本語メニューを作ろうとしてくれた心意気は感じました(笑)夫にはかなり印象的な出来事だったようです。
サラダ
ベネチア名物・ボンゴレスパゲッティ。美味しい♪
お魚料理。
でーん!と豪快に出てきました。ひょえー\(◎o◎)/!
何より食べながら骨を取るのが一苦労で、あまり味を覚えていません。これはあまりお薦めしません(^^;
夜のサンマルコ広場散策
夕飯のあとは、ホテルに戻りつつ、帰り道にあるサンマルコ広場に寄り道。回廊のライトアップがとっても綺麗!人もたくさんいました。広場だけでなく河岸の方も見に行ったり。街灯がまたいい雰囲気でした。
広場の回廊にあったジェラテリアでジェラート♪店員のお姉さんの愛想は良くないけど、リモーネを頼んだらこれがめっちゃめちゃ美味しかったー!リモーネにハマりました。
食べながら帰って、お風呂入って就寝です。今日もほんとにたくさん歩きました!
まとめ
イタリア旅行記6日目いかがでしたでしょうか^^
イタリア旅行7日目は、ベネチア2日目です(^O^)ノ 続く!
イタリアハネムーン旅行記【7日目:ベネチア】
関連記事ページ
プロポーズ準備から結婚までの流れ・やるべきことは?
■新婚旅行
イタリアハネムーン旅行記【1日目:ローマ】
■婚約指輪・結婚指輪
婚約指輪・結婚指輪を選ぶ
婚約指輪のダイヤモンドの質にこだわりたい人におすすめのブランド
■ブライダルフェア
ブライダルフェアに行く前に知っておきたいこと
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
この記事がよかったら、是非「いいね!」か「シェア」をお願いします。