イタリアハネムーン旅行記【2日目:ローマday2】

イタリア ハネムーン

私達はハネムーンでイタリアにフリーのオーダーメイドプランで9日間行きました。
行った都市はローマ(2日)、カプリ島・青の洞窟(1日)、フィレンツェ(2日)、ベネチア(2日)です。

私たちのイタリアハネムーン旅行記を載せています。こちらの記事は2日目(ローマday2)です。
各観光名所の回り方や感想、時間のかかり方、行ったお店のリアルな感想など、これからイタリアへ行く際の参考にしてもらえたら幸いです^^
※お店等現在の情報と異なる部分がある可能性がありますのでご了承ください

【地図】ハネムーン2日目:ローマday2

この日に行った観光地やお店の場所はこちらです♪
イタリア ハネムーン

【旅程表】ハネムーン2日目:ローマday2

時間 工程 【2日目】ローマ 晴れ☀
9:00 ホテルロビーで日本語コーディネーターと待合せ
車で市内観光出発(3時間)
↓ 専用車
9:10 バチカン市国
サンピエトロ大聖堂 見学案内
↓ 専用車
10:00 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
↓ 専用車
10:15 真実の口
↓ 専用車
10:30 ナヴォーナ広場
↓ 専用車
10:45 パンテオン
↓ 専用車
11:00 スペイン広場
↓ 専用車
11:10 「チャンピーニ」でジェラート
↓ 専用車
11:30 トレビの泉
↓ 専用車
12:00 コロッセオ
コーディネーターに近くの売店まで案内してもらい3時間観光終了
↓ 専用車
12:20 売店でパニーニランチ
13:00 コロッセオ 見学
14:00 フォロ・ロマーノ遺跡 見学
16:30 出発
↓ バス
17:00 ホテルに戻り休憩
↓ 電車
18:30 スペイン広場
19:15 「ラ・カルボナーラ」でパスタ
20:30 売店で切り売りピザ
↓ バス
テルミニ駅地下のスーパーでお土産買い物
ホテル着
お風呂
就寝

9日間の旅程表はこちら→イタリアハネムーン フリープラン9日間日程表

専用車でぐるっとローマ市内観光

私たちはこちらの記事→イタリアへ新婚旅行!ツアーとフリーどっちがいい?の通り、検討した結果、フリーのオーダーメイドプランで新婚旅行に行くことに決めました。
日本語コーディネーターさんが空港~ホテルの送迎や、各都市での3時間観光案内(ホテル送迎~チェックイン時間含む)を私達だけに1人ついてくれる、というのがとても魅力でした^^

朝起きて、ホテルにて朝食。定番のパン、卵、ハム、チーズなど。
ハネムーン 朝食

これから行くフィレンツェとベネチアの市内観光は徒歩での案内ですが、唯一ローマは広いので車での市内観光案内です。
ホテルのロビーで、現地に住んでいる日本人のコーディネーターさんと待合せ。
男性の方でした。てっきりその方が運転して案内してくれるのかと思いきや、なんとイタリア人の運転手さんが!!!
私たち2人だけの為に2人も付いてくれるってすごくないですか!?思わず人件費について頭に浮かんでしまいました(^^;そりゃ旅行代金高いわけだ…!

バチカン市国

車に乗り込み早速出発!朝イチはバチカン市国へ。
バチカン ハネムーン
バチカンはイタリアではありません。東京ディズニーランドよりも小さな面積の世界最小の国家です。バチカンの国土全域が世界遺産として登録されています。

そしてカトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂へ。
バチカン 新婚旅行
サン・ピエトロ=聖ペテロ。彼はキリストの一番弟子であり、初代ローマ教皇です。聖ペトロの墓の上に建てられたのがこの大聖堂です。2000年に及ぶローマ教会の歴史が詰まっています。
それにしてもこの日は雲一つない真っ青な青空で、白い建造物がとっても映えます!曇りの日の写真も見かけたことありますが、写真写りが全然違います。やっぱり夏のハイシーズンは高いけれど、冬のどんより空と見るより全然いいなと感じました^^

なんでも団体客が押し寄せ入場が長蛇の列になる時間帯の前に入場するのがポイントだそうで、ダッシュで出発してくれたよう。確かに入場する時はあまり並ばなかったけれど、出てくる頃には長蛇の列になっていてびっくり。

入場し、説明とともに内部を案内してもらえたのがとてもありがたかったです。ただ見ていると分からないこともあるので勉強になります。入場は無料。露出の多い服装はNG。大聖堂の中は…圧巻です。ぜひ入って実物を見ていただきたいですね。
バチカン ハネムーン

またこの大聖堂はクーポラがあり、屋上に上ることができるそうです。時間の都合で行けませんでしたが、行ってみたかった!写真や画像(↓)を見ると、屋上から見下ろす景色が本当にすばらしいようです。お時間ある方はぜひ。
バチカン ハネムーン

門番は永世中立国・スイスの衛兵隊が。現存する世界最古の軍隊です。
バチカン ハネムーン

ちなみに大聖堂の隣には、ローマ法王を決める選挙「コンクラーベ」が行われる建物があります。ちょうど数ヶ月前にたまたまニュースで見ていたので、ここで行われていたなんて…!と興奮しました(笑)
バチカン ハネムーン

コーディネーターさんは、説明しつつも大聖堂の前やバチカンとイタリアの国境でたくさん2ショット写真を撮ってくれました。
フォトスポットも心得ているようで、この場所でジャンプして!とか(笑)、国境を渡る風のポーズで!とか(笑)、色々進んで撮っていただけました^^
自分たちではほとんど自撮りしないタイプだったので、非常にありがたかったです^^

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
ローマ ハネムーン
昨晩の帰り道に通った記念堂。ローマの中心に位置する、1870年のイタリア統一を記念した白亜のコロナーデ。
昼間も真っ白な建物が太陽の光を浴びて綺麗でした^^イタリア人のドライバーさんとも3人で記念撮影しました(笑)

真実の口

ローマ ハネムーン
真実の口は「サンタ・マリア・コスメディン教会」の柱廊の北側の壁にひっそりと貼りついています。もっと大通りに面した場所にででん!とあるのかと思っていたので、ちょっと意外でした。ちゃんと調べずに来ていたら見つけられないかも?
私たちは真実の口の近くに車を止めたのですが、コーディネーターさん曰く、この前は大きい通りではないので、大型観光バスはここまで入ってこれず、離れた場所に停まって、そこからぞろぞろ歩いてくるしかないそう。ツアーだとそういうデメリットもあるんだなーと知りました。

この真実の口、実は古代ローマ時代のマンホールのフタなのだそうです。この顔はギリシャ神話に登場する海神ポセイドンの息子・トリトンの顔だと言われています。ローマは、日本の弥生時代にはすでに上下水道などのライフラインは勿論、劇場などの娯楽施設も完備していたほどですので、この大きな彫刻が古代ローマのマンホールであったと言われても不思議ではありません。
この「マンホールの蓋」を一大観光地にしたのは何といっても映画「ローマの休日」!オードリー・ヘップバーン演じる王女が身分を隠し、一般人の新聞記者とローマでの1日を楽しむお話ですが、ローマに行く前に見ておくべき名作です!見てから来ると感動度が違います^^

写真撮影の列に並び、10分ほど待ったかな?混んでいる時は30分~1時間待つ場合もあるようです。自分達の番になり、カメラを係のイタリア人の方に渡すと何枚か写真を撮ってくれました。「こんなポーズもして!」とかノリよく要求してきてくれます(笑)まさか本物に手を入れられるなんて…!と興奮しました(^O^)ノ
そしてサンタ・マリア・コスメディン教会内も入ってみました。ここを見学する人は少ないのか、人もまばらでひっそりとしていて、観光地化されていない教会、という感じがしました。

ナヴォーナ広場

ローマ ハネムーン
宮殿、ベルニーニの噴水、教会に囲まれたナヴォーナ広場
3つの噴水があるのが特長で、古代ローマ時代の競技場の跡地を広場として設計したところだそうです。噴水の写真を撮ったり、出ていた露店を少し見たりして一周。10分くらいでさくっと。噴水の彫刻が迫力満点です!クリスマスシーズンにはクリスマスマーケットが開催されるそうですよ♪

パンテオン

ローマ 新婚旅行
パンテオンはおよそ2000年ほど前に建てられた古代ローマ建築の傑作です。現存する鉄筋を全く使用しない石造り建築としては世界最大の規模を誇り、ローマ観光において外せないスポットの1つです。

想像以上に大きくて精巧な造りにびっくりです。そしてパンテオンの内部に入れるとは知りませんでした…!そして中に入るとクーポラ(丸屋根の部屋)になっていることも、これまた精巧な装飾があることも知らなくてびっくり。中はこの部屋しかないので、所要時間はあまりかかりません。
ローマ ハネムーン

極めつけは中心の天井にぽっかりと穴が開いていたこと!ラテン語で「目」を意味するオクルスという採光のための開口部で、その幅なんと9メートル。建物内に雨が入っちゃうよね!?と思っていたら、真下の床が中心に向けて少し傾斜があり、中心に水はけができる小さな排水穴がありました。ちゃんと考えられています…!そして床から天井までの高さが43.3メートルあるのに天井を支える柱がないことから、この時代に精巧な建築技術を持っていたことが分かります。
ローマ ハネムーン

ドームに太陽光が差し込む光景がとても神秘的です。約2000年前、日本が弥生時代の頃に古代ローマではこんな建造物を作っていたとは本当に文明の差が圧倒的ですね。そしてそれが現在も残っていることも。日本で言うと弥生時代のかやの家が現在も残っているってことですから…ありえないですよね。パンテオンでは驚いてばかりでした。

スペイン広場は昨日行ったのでさらっと。
イタリア 新婚旅行
でも昨日できなかった2ショット写真を撮ってもらいました^^書いていなかったですが、すべての場所でコーディネーターさんが2ショット写真を撮ってくれました。私はその風景の中にいるってちゃんと分かるような全身が写る写真は撮りたいのですが、自分たちの顔ばかりアップで写る自撮りがあんまり好きではないので、自撮りはほとんど撮りません(^^;いつもはどこかに置いてタイマーで撮るのですが、人が多いところではなかなかできないので、撮ってくださるのはありがたいです。

「チャンピーニ」でジェラート休憩

ジェラート ハネムーン
ここまでガ~っ!とかなり効率よく回って、社内でジェラートが好きという話をしていたら、近くにコーディネーターさんお薦めのジェラテリア「チャンピーニ」があるとのことなので急遽連れていってもらえることに♪ 私たち夫婦は2人ともアイスが大好き!私は特にイタリアンジェラートが大好きですが、日本だと近所にはお店がないし値段も高価なのであまり頻繁には食べられず…今回の旅行で本場のジェラートをたくさん味わうのを楽しみにしていました♪

イタリアでは食後のジェラートが当たり前の習慣。イタリア人のジェラートの消費量は年間一人当たり約7kg!老若男女みんな大好き!お年寄り夫婦が食べ歩きしている姿もよく見かけました。イタリア国内のジェラート屋さんの数はなんと4万店近くあり、これは人口対比にすると日本のコンビニの1.6倍以上。うらやましい…!200円~300円くらいでたっぷり食べられるので、本当に天国のようでした♡

お店は大人気で混雑。記念すべき1件目では、チョコレートとミルクをチョイス。約250円でこれは・・・嬉しすぎます!本場バンザイ!とっても濃厚で美味しかったです♪
※いくつかのサイトで閉店の文字も…真偽不明ですが行く前はご確認をお願いいたします(>_<)

トレビの泉

ローマ ハネムーン
こちらも有名な場所ですが、大通りには面していませんでした。噴水の周りはすごい人だかりでした(>_<)
このトレビの泉でやるべきことは1つ、コイン投げ。後ろ向きに立って硬貨を投げ入れると願いが叶うというものです。1枚だと再びローマに戻ってくることができ、2枚だと大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚だと恋人や結婚相手と別れることができるんだとか。なんとか人混みの合間から入り、コインを投げる姿も撮っていただきました^^

最後は、午後に見学する予定のコロッセオで降ろしてもらうことにしました。外観からの案内と、入り口の場所を教えていただき、事前に購入してもらっていたチケットを受け取りました。この辺りのランチ場所を聞いたら、コロッセオ付近にはないからと、売店までまた戻って案内してくれました。。。感謝!

この3時間市内観光は、私たち2人の為に専用車でずっと移動してもらえたので、広いローマを本当に効率的に回れました。すべて説明しながら案内してもらえて、その観光地についてやローマについてたくさん質問もできました。話しやすいコーディネーターさんで、ドライバーさんとも仲良さそうで車内も楽しかったし、写真もこちらからお願いしなくてもすべての場所でたくさん撮ってもらえました。

行きたい場所だけ回ってくれるし、途中でジェラートも寄ってくれたり、とにかく臨機応変で融通が利きまくって、本当にありがたかったです!オーダーメイドプランの良さを存分に感じました。この後のフィレンツェとベネチアでも市内観光があったのですが、どちらも徒歩で回れる街だったので、ローマが一番メリットを感じました。

ローマでパニーニランチ

案内してもらった売店で、パニーニ?サンドイッチ?と、暑かったので店頭でぐるぐる回っていたレモネードフロートを購入。
ランチ ローマ
ランチ ローマ
正直特に期待していなかったのですが、このパニーニがとっても美味しくてびっくりしました。生ハムとチーズのシンプルな内容ですが、パンがデニッシュのような生地で美味しい♪これは嬉しい誤算でした。このフロートもまた冷たくてさっぱりして美味しい。暑い日にぴったり!ただ街角の小さな売店だったので、もう1度行きたくても行けないだろうなー(^^;

コロッセオ・フォロロマーノ遺跡観光

ランチを済ませて、いざコロッセオへ。

コロッセオ

コロッセオ
さすが世界中から人が集まるローマ1の観光地、コロッセオへ向かう道からもう人がたくさん!そして長い入場列に並びます。入場列とは別のチケット購入列もとても並んでいたので、事前に購入しておくのがお薦めです。周りでは色んな国の言葉が飛び交ってました。30分以上は並んだかな?ここも「ローマの休日」同様、旅行出発前に映画「グラディエーター」を見ておくと感動が増えます^^所要見学時間は入場列も含めて1時間程度でした。

「コロッセオが滅びるとき、ローマは滅び、そのとき世界も滅びる」と言われたローマのシンボルとも言える、世界遺産の石造円形闘技場コロッセオ。世界遺産のコロッセオ。ローマ観光でも絶対外せない必見スポットの一つです。
コロッセオは紀元後70年、今から約2000年も前の古代ローマ時代に造られた円形闘技場です。長径188mの楕円形で、その収容人数は約5万人。これは、現代の巨大スポーツスタジアムとほぼ同じ大きさです。ローマの街中に巨大な廃墟が堂々と建つ姿は圧倒的な迫力で、古代ローマの栄華と驚くべき建築技術を今に伝えています。

コロッセオの構造は、地下、アリーナ、そして全4階の観客席。アリーナの地面が壊れてしまっているため、コロッセオの中心部に剥き出しになっている部分が本来の地下です。
コロッセオ
地下には猛獣たちの檻、剣闘士たちの待機場所がありました。そして、人々を楽しませるべく生み出された驚くべき仕掛けは、地下から猛獣や剣闘士をアリーナにせり上げる仕組みです。

ゾウやライオンなど巨大な猛獣の入った檻を地上に持ち上げる巻き上げ機、剣闘士を登場させる跳ね上げ式の出入り口など、なんと80機もの大掛かりな機械が仕組まれていました。地下からせり上げられ登場する猛獣や剣闘士の姿に、人々は興奮し熱狂したといいます。当時のローマ市民にとって一番の娯楽はコロッセオでの刺激的な見世物でした。殺し合いだけでなく、動物の調教やアクロバットを見せるサーカス、体操競技、模擬狩猟など多種多様な催しも行われていたそうです。

そして、観客席は1階から4階に、アリーナを囲むようにあります。1階は貴族階級、2階は騎士、3階は一般市民、最上階は市民権を持たない奴隷や女性の席。アリーナ部分と観客席など、現代ではPCを使って計算・設計しているものを当時は全て人力で行っていたこと、既にこのような高度な技術を習得していたことには、ただただ驚かされます。

またコロッセオには天井を覆う日差し除けの幕を張っていたようで、最上階にポールの穴が残っているそうです。この天幕の技術も実はとても高度なもので、太陽の動きに合わせ幕の位置を変えたり、現代の開閉式ドームよりも多機能だった、とさえいわれています。

日本がわらの家を建てている頃に、現代と同じアリーナ構造建築でエンターテイメントショーを開催していたなんて・・・と本当に何度も驚愕してばかりでした。

フォロ・ロマーノ

続いては隣のフォロ・ロマーノ遺跡へ。
フォロロマーノ ハネムーン
コロッセオとの共通入場券を事前に購入してもらっていたので、同じチケットで入場しました。こちらはほとんど並んでいませんでした。コロッセオの入場券を事前に買っていない人は、コロッセオで買わずにこちらで共通券を買うと時短になると思います。

フォロ・ロマーノは約2000年前の古代ローマ遺跡で、世界遺産に指定されています。フォロ・ロマーノは「ローマ市民の広場」という意味で、政治・宗教の中心として、このあたりが古代ローマ時代の街の中心であったことを示しています。

実際、「フォロ・ロマーノ」には、政治の中枢である「元老院」、商業の中心である「商取引の市場」、法の中心である「裁判所」などがあり、市民集会もよく開かれていたそうです。「賽は投げられた」の言葉で有名なユリウス・カエサルが演説をし、歴代皇帝たちが凱旋した場所でもあります。

現在は基礎や柱の一部しか残っていませんが、当時は巨大な石造りの神殿・凱旋門や下水道も整備されていました。当時のローマは、2000年前とは思えない高度な建築技術を持っていたことが分かります。

こちらも、日本で言うと弥生時代の村が残っているということだと思うとなんとも信じられません。フォロ・ロマーノは看板や案内が少なく、ただ遺跡がゴロゴロと転がっている所も多いです。だだっ広くて日陰もあまりないので、日焼け対策、飲み物持参、歩いやすい靴が必須です。

フォロロマーノ ハネムーン
フォロロマーノ ハネムーン
緑もたくさん。
ローマ ハネムーン
これは「ティトゥス帝の凱旋門」。ティトゥス・フラウィウス・ウェスパシアヌス帝が、ユダヤ戦争に勝利したことを記念し西暦81年に建てられらそうです。後世に作られる「凱旋門」のモデルとなったことでも有名。とにかくかっこよかったです!たくさんの人が見上げて写真を撮っていました^^

コロッセオ ハネムーン
偶然コロッセオ全体がよく見えるポイントを発見!緑も入ってとても絵になります。ここ更に進んで近づくと、何の障害もなくコロッセオを真ん中にした写真が取れました。人だかりもないし、コロッセオ外観全体を撮りたい方にはフォロ・ロマーノから見るのがお薦めです!

パラティーノの丘

パラティーノの丘は、フォロ・ロマーノの南側に隣接しており内部で繋がっています。なので私たちはまったく知らぬ間にパラティーノの丘へ入っていました(^^;むしろここもフォロロマーノだと思ってました。

パラティーノの丘はローマ発祥の地です。伝説によると、紀元前753年4月21日、ロムルスがパラティーノの丘を四角い柵で囲み、ローマを建国しました。ローマ建国の父ロムルス、共和国時代の著名な貴族、アウグストゥスをはじめとする歴代皇帝たちはこの丘に豪華な居を構えていました。ここに住んでいたのか~と思うと不思議な気分。

ローマ 新婚旅行
ローマ 新婚旅行

世界で最初の植物園などあります。青いお花の花畑やローマの町を見渡せる景色のいい場所もありました。コロッセオとフォロロマーノよりも人が少ないので、遺跡と緑の中をお散歩している感じです。

誤算だったのが、想像以上に広かったこと。夫が遺跡が見たいと言っていたし、せっかく入ったしまだ14時だし、なるべく全部見て回ろうとしたら、出る頃には2時間半くらい経っていました(>_<)それでも全部は行けていないです。フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は、見たい遺跡やエリアを決めておくといいかもしれません。疲れたしもう出よう!と思っても出口までがまた遠かったり・・・。日差しが暑い中たっぷり歩いてへとへとになったので、一旦ホテルに戻って休憩することに。 一番近くのバス停から乗ってテルミニ駅へ。ホテルに戻り、涼しい部屋で1時間ほどゴロゴロしていました(笑) 疲れたら休む、とか自由に行動できるのは、やっぱりフリーの強みですね。ツアーは疲れてても計画通りに回らなければいけないですから。

ローマでディナー

夕暮れのスペイン広場
ホテルで仮眠を取って体力が回復した私たちは、夕飯までまだ時間があるので、スペイン広場へ。昨日と午前中に行ったので3回目(笑)ですが、まだ念願の「階段に座る」ことをしていなかったので、それを達成すべく向かいました。19時頃、沈みゆく夕日とを眺めながら階段でゆっくり休憩。階段の上にあるのはトリニタ・デイ・モンティ教会で、オレンジ色に染まって綺麗でした。
ローマ ハネムーン
この階段上で、バラの花を渡してくる男性に遭遇。ガイドブックに載っていた、さもプレゼントのように花を渡してからお金を要求してくる強制花売りだ!とすぐに分かりスルー。あぶないあぶない。多くの海外では、無料で何かもらえたりサービスしてもらえるという事はほぼなし。レストランの水も有料、荷物を運んでもらっても有料。日本て本当にすごい。海外旅行は大好きだけど、海外に行く度に日本て最高だなと毎回思います。

カルボナーラ発祥店でパスタ

ラ・カルボナーラ(La Carbonara)
ディナー ハネムーン
話が逸れてしまいましたが、いざ夕飯へ。イタリアと言ったらパスタ、そしてローマでパスタと言ったらカルボナーラ!
パスタ大好きな私たちは、本場の味を食べるのを楽しみにしていました。日本で検索していたら、なんとカルボナーラ発祥のお店がローマにあるということなので、今夜はここに行くと決めていました。その名も「ラ・カルボナーラ」。ただし看板では最後の「RA」が取れていて、全然違う店名に見えてお店に気付けず・・・しばらくウロウロ探してしましました(^^;

無事見つけて、テラス席へ。前が広場なので、にぎやかです。サラダとパスタとお水を頼みました。メインは、私は当然カルボナーラ。そしてあまりカルボナーラが好きってわけではない夫は大好きなペペロンチーノを注文。注文後なかなかこない・・・30分くらいかなー。まぁ海外だしね、大人しく夏の夕暮れの風を感じながら待ちます。段々暗くなってきました。ついにパスタ到着!これが発祥のお店のパスタかー~と感動♪私としては美味しかったのですが、夫は塩辛いとのことでした。
ローマ ハネムーン
ローマ ハネムーン

味はよかったのですが、何より量が少ないー!!
日本でもそうですが、外食のパスタってなんでこんなに量が少ないんでしょうか。パスタでお腹いっぱいになったことがほぼありません。ということで、近くの切り売りピザのお店へ。好きな量というか幅?を伝えて、四角に切り分けてくれます。
これがとっても美味しいー^^♪ 正直昨晩食べたレストランのピザよりも美味しかったです。夫は昨日今日のレストランよりも断然美味しいと(笑)確かにランチの売店も美味しかったし、ローマはちゃんとしたレストランよりもその辺のお店の方が美味しいという印象がついてしまいましたー(^^;

食べ歩きした後、途中のバス停からバスに乗り、テルミニ駅へ。
このバスが激混み!乗ったらドライバーさんからチケットを買って刻印しようと思ったのですがぎゅうぎゅう過ぎてドライバーさんまで辿り着けず・・・諦めて、終点のテルミニ駅についたら謝って運賃を払おうと思っていました。

ですが、テルミニ駅へに着いた瞬間、ぎゅうぎゅうの乗客たちを置いて誰よりも先にバスを降りて去っていくドライバーさん。うそーーー!?「俺の仕事は終わりだ」とばかりにサッサと消えていきました・・・。さすが海外。もはや成すすべなく、無銭乗車になってしまいました(^^;

そういえば昔イギリスでも、ドライバーさんが急にバスを停めてジュースを買いに行ったことがありました。時間通りに待っていても、30分遅れてきたり、ついには来なかった時もありました。海外のバスは本当に自由です。

ローマの市内バスは利用が難しいと言われています。
バス停で待っていても手を挙げてアピールしないと停まってくれないし、乗っていても停留所のアナウンスが流れないし電光掲示板もないので、どこで降りるべきかは地図と車窓を見ながら自分で見極める必要があります。世界中から観光客が集まっているのにこの不親切さがなんとも海外らしい。。。

でもテルミニ駅は大体終点で、降り損ねる心配がないので、ホテルに帰る時はバスも利用していました。テルミニ駅の地下には大きなスーパーもあるので、テルミニ駅付近のホテルがお薦めです。

地下鉄から遠い観光名所もあるしバスも難しいので、専用車観光はとてもありがたかったです。タクシーも便利ですがチップとか余計にお金がかかるのがちょっと(^^;観光ツアーとかもあるみたいです。
それにしても時間通りに来てパスモが使えて掲示板もあって社内アナウンスも流れて「右に曲がりますのでご注意ください」までアナウンスする日本のバスは本当にすごい。

ローマのスーパーでお土産購入

コナド(CONAD)
テルミニ駅の地下スーパー「コナド」は駅の地下なので立地も抜群、営業時間も朝6時~夜24時までなので、とっても便利です。明日は終日カプリ島観光なので、今日のうちにローマでのお土産を購入してしまおうと。事前に買いたいお土産を色々ネットで下調べして行きました。

お薦めはこちら! FERRERO社(フェレロ) の「Gran Soleil」(グラン ソレイル)というジェラート。
イタリア お土産
え、お土産にジェラート!?どういうこと!?って思いますよね。私も初めてネットで見つけた時はそう思いました(笑)
実はこれ常温保存のジェラートなんです!食べる前によく振って冷凍室で冷やすと、イタリアンジェラートの完成♪これは絶対渡した人がびっくりすること間違いなしですよ!会社の同僚用と、ジェラート大好きな自分用にリモーネ味とコーヒー味を大量に買いました♪ 

こんなの美味しいの?って思いますが・・・味も美味しいんです^^ちゃんとジェラートなんです♪しかも着色料保存料無添加で1.5ユーロ程度とお手頃価格。この後ベネチアでリモーネジェラートにハマりましたが、日本に帰ってもしばらく余韻に浸れました♪ でもこれには1つ問題が・・・中身が液体なので重たいんです(>_<)荷物の重量が増えるので、買う量には注意です。買いたい方は、万が一の漏れ防止の為にジップロック持参で。重ささえクリアできれば、常温で置いておけるので冷凍庫内の場所も取らないし、美味しいし安いのでお薦めです。 もう1つはこちら。「コナド」のインスタントリゾットです^^
イタリア お土産
はい、コナドと大きく書いてある通りこのスーパーのプライベートブランド商品です。なので安いです、2ユーロ弱程度。イオンのトップバリュのようなものですね。このポルチーニ茸リゾットの他にも色々な味があったので、何種類か買って、好きなものを選んでもらったりすると、「え~どれにしよう~!」と選ぶ楽しみも増えて喜んでもらえると思います^^♪

他にもオリーブオイルや塩、パスタ、ワイン、チョコレートなど色々買い込みました。海外のお土産は、スーパーで買うのが1番!だと私は思っています。いわゆる町中や空港のお土産屋さんよりも断然安いです!種類も豊富です。たくさん買い込んで、ホテルに戻りお風呂に入って就寝。

まとめ

イタリア旅行記2日目いかがでしたでしょうか^^
3日目はカプリ島、青の洞窟です!3日目につづく!

イタリアハネムーン旅行記【3日目:カプリ島・青の洞窟】

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イタリア ハネムーン

ABOUTこの記事をかいた人

旅行と写真とイルカが好き。カメラの腕を上げるために練習の日々。周りの人からはしっかりしているのか天然なのか分からないと言われる典型的なマイペースB型タイプ。 何事も下調べや準備をしっかりしてから臨みたい慎重派。ブライダルリング、結婚式なども人一倍たくさん調べたので、自分では2度と活かせないその経験をブログにしています。