プロポーズ&結婚にかかる費用は?

結婚式

結婚を考える時には、同時にお金のことも考えますよね。
結婚資金はどれくらいあったらいいのか?自分の年収で結婚生活を送っていけるのか?などなど悩みや不安もあるかと思います。
結婚のお金にまつわることを順番に見ていきましょう。

プロポーズにかかる費用の相場は?

男性にとっても、女性にとってもプロポーズは大切な瞬間です。ただ、そこにお金をかけるかかけないかは人それぞれ。極論、「結婚してください」と相手に伝えるだけでプロポーズは成立しますので、予算は0円からです。
そこで、既婚男性100人にアンケートした結果を見てみましょう。

プロポーズ予算
引用元:サプライズプロポーズKIMEDOKI

100名中77名の方が、プロポーズにかけた予算を「10万円未満」と回答しました。多くの方が10万円未満の予算でプロポーズを行ったことが分かりますが、同じ10万円未満の中でも下は数千円ほど、上は10万円ぎりぎりと大きく差があります。具体的な内訳についチェックしましょう。
・自宅で自然にプロポーズ。お金はほぼかけていない。
・レストランでの食事代で1万円程度。あとはドライブ代です。
・食事代とプレゼント代で5万~10万程度でした。
・婚約指輪を購入したので20~30万円くらいです。

プロポーズ時に婚約指輪を買うか買わないかで、予算に大きな差が生まれるようです。
圧倒的多数は10万円未満でした。

結婚費用のための夫婦の貯金総額

いざ結婚をする時に、結婚費用のための貯金額はどの程度あった方がいいのか気になるところですよね。

【全国、地域別の結婚費用のための平均貯金額】

全国、地域別の結婚費用のための平均貯金額
引用元:ゼクシィ結婚トレンド調査2016年首都圏版

上記の図を見てみると、結婚費用のための夫婦の貯金総額・全国平均
100〜200万円未満 22.4%
200〜300万円未満 21.0%
300〜400万円未満 16.4%
400〜500万円未満  9.5%
100万円未満    10.2%
となっています。

結婚費用のための夫婦の貯金総額は、200万円前後が多数ということでした。

続いて、独身の男女別・年代別の平均貯金額の実態はどうなっているのでしょうか。

【男性の平均貯金額】
30歳未満 190.8万円
30〜39歳 616.3万円

【女性の平均貯金額】
30歳未満 138.6万円
30〜39歳 397.0万円
引用元:平成26年全国消費実態調査 総務省統計局

結婚資金として独身時代からコツコツ貯めている方もいれば、独身時代は家賃・生活費などでなかなか貯金まで回らず、結婚が決まってから2人で一緒に結婚資金を貯めていくカップルもいるようです。

結婚時の平均年収は?

続いて、いざ結婚をする時に、どの程度の年収があった方がいいのかも男としてちょっと気になるところです。
年齢別・サラリーマンの平均年収を見てみましょう。

平均年収
引用元:国税庁 平成26年 民間給与実態統計調査結果

結婚適齢期である20代後半で約380万円、30代前半で450万円が平均年収と言えるようです。
首都圏と地方では差もあります。

男性で年収300万円未満の場合、結婚できる可能性は大きく低下します。10人に1人以下です。
男性の場合は年収300万円以上がひとつの大きなボーダーラインとなっています。
300万円以上であれば、結婚率が30%程度になりますが、300万円未満の場合は結婚率が一桁台まで大きく減少します。

ただ現在共働きが当たり前なので、2人とも年収300万円あれば、世帯年収は600万円となりますので、2人で暮らす分には十分です。
子供が生まれるまで計画的に貯金をして、出産・子育てに伴う奥さんの年収減に備えるといいかと思います^^

結婚時の就業形態は?

若者の間で非正規雇用が増えている中、結婚における状況はどうなのでしょうか。

正規雇用の男性の未婚率
20代・・・67.5%
30代・・・30.7%
非正規雇用の男性の未婚率
20代・・・94.0%
30代・・・75.6%

引用元:厚生労働省2012年

30代では2倍以上違うほど、非正規雇用の方が未婚割合が多くなっています。
正直女性や女性の親から見ると、雇用が安定していない非正規雇用は、結婚相手の雇用形態としては不安に感じてしまいます。

いま非正規雇用で働いているけれど、将来結婚したいと思っている男性には、正社員の有効求人倍率が高い今だからこそ、正社員への転職のチャレンジをしてもらいたいと思います。自営業などの一部の場合を除き、男性の収入源が安定していることは、女性が男性に求める結婚条件の最低条件の1つではないかと思います。

結婚にかかる費用は?

結婚するとなると、結婚式の費用以外にも、婚約、ハネムーン、新居などの費用もかかります。具体的にお金はいくら必要なのでしょうか?プロポーズしてからの流れとともに、都度かかる費用の平均について見てみましょう。

結婚にかかる費用
引用元:ゼクシィ結婚トレンド調査2016

婚約から新婚旅行までの費用は、全国平均469.7万円でした。
ではその内訳を見ていきましょう。

項目別結婚費用
引用元:ゼクシィ結婚トレンド調査2016

結婚に関わる費用の中で、圧倒的にお金がかかるのは挙式・披露宴費用で、全国平均は359.7万円です。結婚に関わる費用の中で、実に約75%(4分の3)を占めていることになります。
こんなに・・・!と思うかもしれませんが、ご安心を^^挙式・披露宴費用はあとでご祝儀として約2/3が戻ってきます。
ちなみに私達の場合は、彼側の親族が多く、ありがたいことに結婚式にご招待できなかった親族の方々からもご祝儀をいただき、自己負担額はもう少し減りました。

ご祝儀の平均総額は227.4万円。総額からご祝儀を引くと、自己負担額は平均132.3万円となります。そしてもしもありがたいことに両親からの援助金があれば、2人の自己負担額はもう少し減るかもしれません。

ということで、婚約から新婚旅行までの費用のうち、最終自己負担額平均は242.3万円となりました。

ただ、婚約から新婚旅行までの費用の他に、2人の新生活に必要なお金(家具・家電製品購入費用、引っ越し代金、家賃、敷金礼金、結婚祝い&新居祝いの内祝いなど)もかかりますので忘れずに。

自分達に当てはめてみると、平均金額よりも安く済んでるなと思う項目もあったので、当然上記金額よりも抑えようと思えばもっと抑えられます。
ただし料理や引き出物など、結婚式でのゲストへのおもてなし部分で節約するのはやめましょう!結婚式を挙げた人には、ケチった部分などが分かり、印象が悪くなります。
結婚指輪や新居、ドレスなど2人だけに関わる部分で抑えましょう。そして逆もしかり、もっとお金をかけようと思えばいくらでもかけられます。こだわりたい項目、なるべく節約したい項目など2人でたくさん話し合いながら、2人らしい結婚の形に向けて準備を頑張っていきましょう^^

まとめ

結婚に関わるお金は、本当にピンキリです。
お金をかけたくなければ結婚式をしなければ0円だし、お金をかけようと思えば大きなダイヤモンドの婚約指輪を買えば数百万程度平気でかかります。

大ヒットしたドラマ「逃げ恥」の最終回で、ガッキーが「夫婦はCEO(共同経営責任者)だ」と言っていましたが、まったくその通りだなと思いました。
一緒に1つの家庭を運営していくにあたって、どこにお金をかけるかかけないか、など2人で話し合いを重ねることは、とても重要なことだと思っています。

入籍した日からいきなり以心伝心になったりするわけではありません。
価値観が違って当たり前のまったく他人だった者同士が、お互いの意見をすり合わせながら1つ1つ決めていくことは、だんだんと夫婦になっていく過程として、大切なことの1つだと思っています。

とは言ってもプロポーズも結婚式も、一生に一度の特別な時間。
女性にとってはその思い出を振り返ってまた頑張れるような、大事な時間でもあります。

お金をかけるか、はたまた手間暇や工夫を凝らすのか、夫婦それぞれ。
1つ1つが2人の大切な思い出になっていきますように!

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ABOUTこの記事をかいた人

旅行と写真とイルカが好き。カメラの腕を上げるために練習の日々。周りの人からはしっかりしているのか天然なのか分からないと言われる典型的なマイペースB型タイプ。 何事も下調べや準備をしっかりしてから臨みたい慎重派。ブライダルリング、結婚式なども人一倍たくさん調べたので、自分では2度と活かせないその経験をブログにしています。