結婚式の費用はいくらかかるの?節約するには?

アートグレイス

一生に1度の結婚式、素敵なものにしたいですよね♪
でも、『結婚式ってぶっちゃけ実際どれだけお金がかかるの?
私も実際に自分の結婚式の時まで、いくら位かかるものなのか、まったく知りませんでした。

ここでは結婚式費用の平均金額、見積書の注意点、節約方法などに関しての情報と体験談をまとめてみました。これから結婚式を挙げるあなたの参考になれば幸いです^^

結婚式の平均総額・自己負担額を知る

ブーケ
それではまず、みんなの平均総額から見てみましょう☆

挙式・披露宴で実際に払った最終金額は?

1位:300万円~350万円 15.1%
2位:400万円~500万円 12.4%
3位:350万円~400万円 10.9%
4位:500万円以上      9.9%
5位:250万円~300万円  9.7%
※2016年 みんなのウェディング白書 調べ

披露宴・披露パーティーでの招待ゲストの数は?

1位:60~70人未満 14.8%
2位:70~80人未満 13.7%
3位:50~60人未満 12.7%
4位:80~90人未満 12.5%
5位:40~50人未満 10.6%
※2016年 みんなのウェディング白書 調べ

総合すると、70名前後のゲストを招待して、総額300~350万円がボリュームゾーンのようです。
なお、ゼクシィ結婚トレンド調査2017(2017年10月18日発表)では、招待客人数は平均70.2人、総額平均は354.8万円
招待客人数は減少傾向ですが、招待客1人あたりの費用は増加傾向のようです。

両親からの援助とご祝儀分を除いた2人の自己負担額は?

1位:150万円以上     23.8%
2位:50万円未満     23.5%
3位:50万円~100万円  20.7%
4位:0円(自己負担額なし) 16.7%
5位:100万円~150万円  15.3%
※2016年 みんなのウェディング白書 調べ

自己負担額の新郎新婦での分担割合は?

1位:新郎新婦で折半 51%
2位:新郎が多く負担 27%
3位:新婦が多く負担 11%
※2016年 みんなのウェディング白書 調べ

自己負担額は1位と2位が接戦ですが・・・
・なるべく希望通りの式にしたい内容重視の方は150万円
・自己負担額は少ないほうがいい節約重視の方は50万円
を目安に。

それを2人で平等に半分こした場合、1人75万円、もしくは25万円。
平均からすると、結婚式の資金として、最低この程度独身時代に貯金しておいたり、または式の準備期間中に貯金していくと、式を挙げられるようです。

自分達2人の結婚式で使える予算を知る

上記で平均は分かりました。
では実際に自分達の結婚式での自己負担額はいくら位になるのでしょうか?

ブライダルフェアに行くと、概算見積りをもらえます。その総額のうち、
結婚式っていくらかかるのか、独身時代はまったく総額が分かっていませんでした。とりあえず今までの人生で1番お金を使うはず!というざっくりしたイメージだけ持っていました(^^;

結婚式は出費も多いですが、ご祝儀など入るお金もあります。
ご祝儀の相場は1人3万円です。
※ちなみに、まだ20代前半くらいだと2万円を包む人もいますが、それだとお祝いに行ったのに赤字にさせてしまうので、自分が参列する時にはできるだけ3万円包みましょう。1人分のコース料理・ドリンク・引き出物・引き菓子・サービス料諸々で2万円以上かかります。自分が結婚式を挙げる時にその事実を知って、過去に2万円包んだことを後悔しました)

2人が使えるお金=今までの貯蓄+入ってくるお金

結婚式のために2人が使えるお金=予算は、「2人の今まで貯蓄」と「入ってくるお金」の大きく分けて2つです。

入ってくるお金の内訳は、

  • ご祝儀・・・結婚式当日ゲストからもらうもの
  • 親からの援助・・・約5~7割の先輩カップルがもらっている
  • お祝い金・・・会社、親族・友人などから

の3つです。

これらの「入ってくるお金」がどれくらいかを算出し、ふたりの貯蓄と合わせた額が結婚費用の予算目安になります。

ゲストが多いほど総額は上がりますが、ご祝儀も増え、自己負担額が減る傾向になります。ただしご祝儀の額は予想より少ない場合もあるので、あてにしすぎないようにしましょう。

親からの援助は、結婚式は巣立ちの第一歩ですので、ないものと思って予算を計算し、もし援助してもらえたらありがたく頂戴する、という気持ちでいたいですね。

会社などからお祝い金が出る場合は、結婚の社内申告手続きが必要になりますので忘れずに。会社により金額はまちまちです。

それ以外に職場や親族、友人などからお祝い金やお祝いの品をいただいた場合は、半額程度のお返し「半返し」をするのが礼儀なので、その分を差し引いて予算に組み込んでくださいね。

結婚式以外にも結婚に伴う大きな出費は、

  • 新婚旅行
  • 引越し・新居
  • 家具・家電

などたくさんありますので、どこに重点をおきたいか、2人で話し合って決めていきましょう^^
私はお金についてきちんと2人で話し合ったことも、もうただの彼氏彼女ではなく、夫婦として第一歩を歩み始めた気がしました。
お金のかけどころ、どこに価値を見出すのか、意見の食い違いは避けて通れません・・・。

でも初めてのケンカしながら、それでもお互いの意見を聞き、お互い納得のいく落としどころを探していくのも、夫婦になっていく重要な過程だったな~と後から振り返ると思います。

結婚式は「一生に一度」という思いが先行して、後悔したくないと思い、披露宴の演出を増やしたり、ドレスや料理をランクアップしたりと、つい予算が膨らみがちです。
予算以上に膨らむという事態になりそうなら、お金をかけるところ・削るところのメリハリを考えたり、結婚式に向けて2人で貯金を頑張るなど、冷静になって現実を見るのも大切です。

また、多くの式場では、結婚式場にお金を払うのは結婚式当日よりも前です。ですので、当日のご祝儀を予算に組み込んでいたとしても、総額は事前に2人で用意しておくことが必要です。
※カード払いがOKな式場、当日払いがOKな式場なども少なからずありますので、そこが不安であれば「後払いOK」の会場を探すのも手です。
でも事前にお金を用意できないほどの結婚式は分不相応かもしれませんので、お金についてきちんと2人で話し合うのがおすすめです。結婚式はゴールではなく始まりですからね。ここで使い切ってしまうわけにもいきません。

ブライダルフェア・式場見学で注意すべき見積額

ブライダルフェア

ブライダルフェアは通常ランクの内容ではない

式場を選ぶ上で、ブライダルフェアに参加することはとても役に立ちます。模擬挙式を体験できたり、披露宴会場を見て回ったり、実際の料理を試食できたり・・・無料で自分達の目で実際に見比べることができます。
しかし、
ブライダルフェアは、顧客獲得のために式場側の総力を尽くした「結婚式・披露宴のプレゼンテーション」の場です。
オプションの演出、豪華な室内装飾や装花、ランク上のお料理など、ノーマルなプランよりも豪華な内容となっている場合も多いです。
(例えば、模擬挙式でのフラワーシャワーはピンクや黄色などカラフルな花びらだったけれど、ノーマルプランだと白一色のみ、など)

一方、式場見学後の最後の相談・見積り概算確認では、「必要最小限」の内容で見積書が作成されます。
目の前で見た豪華なブライダルフェアの内容がこの値段で実現できるなんて!などと、早とちりしないように気をつけましょう

約8割のカップルが見積りアップ

ゼクシィの調査によると、初回の見積りに比べて最終見積りが金額アップした人は、全体の約8割
アップした差額はなんと平均101.4万円
あえて初回の見積書には記載がない項目もありますし、最初は漠然としていた2人のイメージが具体化していき、アイテム追加やランクアップなどをした結果、金額が上がっていくことに。

初回に掲示された見積り書の概算金額からプラスで100万程度増えるかもしれない、と知っているだけで違いますので覚えておきましょう。
節約版とゴージャス版の2つの見積書を出してもらうと、金額が増える可能性が高い項目が比較しやすく、おすすめです^^

見積り額アップの4大原因

金額アップの主な原因は「人数のアップ」「ランクアップ」「アイテム追加」「項目のモレ」の4つ
特にゲストの人数は、料金アップに大きく影響するので早めに固めておきたい部分です。結婚式のイメージが膨らんで、後から「あれもこれも」とやりたいことが増えるのも見積りアップの大きな原因。こんなはずじゃなかった!を防ぐために、あらかじめ予算金額の上限枠も想定しておくと安心です。

【見積りをもらう時のテクニック】
ふたりの予算をあらかじめ伝えて現実的な見積りを出してもらう
増えがちなゲスト人数は1割多く伝えて、予算の大幅アップを避ける
基本アイテムだけでなく、必要なものをすべて入れた見積りを出してもらう
最低ランク&高めランクの2バージョンで見積もってもらう
迷っていることがあれば、全部盛り込んだMAX見積りなどバリエーションを出してもらう

【見積書に載らない必要項目】
両親への贈呈品
リングピロー
ウェルカムドール
ウェルカムボード
ブライダルエステ(シェービング含む)
ブライダルネイル
遠方ゲストの交通費、宿泊費
両親の衣装代(式場により貸衣装あり、レストラン等ではなし)
招待状の切手代
子供のゲストへのプレゼント代

などなど・・・
式場では準備しないため、式場からもらう見積書には載らないけれど、自分たちで用意すべき準備項目の費用が実はたくさんあります。

結婚式を挙げたことがないと、見積書に記載の項目以外に、何にお金がかかるのか把握している方はそうそういません。
事前知識を入れておくだけで、想定以上の総額に膨れ上がるという事態を避けられますので、事前準備はとても大切です^^

賢くコストダウンするポイント

結婚式
できるだけ手作りするなど細かなコストダウンは色々ありますが、まずは式場と契約を取り交わす前に、「値段交渉」という技も使えば、より費用を抑えることができます。

値段交渉をする上でのポイントをいくつかご紹介します

値段交渉をする上でのポイント

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ABOUTこの記事をかいた人

旅行と写真とイルカが好き。カメラの腕を上げるために練習の日々。周りの人からはしっかりしているのか天然なのか分からないと言われる典型的なマイペースB型タイプ。 何事も下調べや準備をしっかりしてから臨みたい慎重派。ブライダルリング、結婚式なども人一倍たくさん調べたので、自分では2度と活かせないその経験をブログにしています。