ハネムーンでも大人気のスペインのバルセロナへ夫婦で旅行に行ってきました♪
1番の目的はズバリサグラダ・ファミリア!!!
夫婦ともども、人生に1度は自分の目で見てみたいと思って、ついにその念願を2018年9月に叶えました^^
旅行中に朝と夕方の2回入場しました。
1回の旅行中に2日も入った人はなかなか少ないのではないでしょうか?(^^;
なぜ2回行く必要があったのか?朝と夕方の違いは?おすすめの入場時間帯を発見!
など、リアルな感想と豊富な写真を交えて体験談を書きたいと思います!これから新婚旅行などでサグラダファミリアに行こうと思っている方の参考になれば幸いです^^
※この記事は2018年9月時点の情報です。刻々と建設状況や入場料金は変化していますので、その旨ご了承ください
世界遺産「サグラダ・ファミリア」とは
サグラダ・ファミリアとはスペイン・バルセロナを代表するカトリック教会です。
サグラダファミリアとはカタルーニャの言葉で「聖家族教会」という意味です。
建築家はアントニ・ガウディ。ガウディの最高傑作であると同時に世界遺産としても知られているサグラダ・ファミリアは、なんといってもその壮大・荘厳な佇まいが魅力の一つです。
着工はなんと今から137年前の1882年3月19日(明治15年)で今なお建設中、完成予定は2026年です。2026年というのは、ガウディの没後100年にあたる記念の年でもあります。
サグラダファミリアは、なぜ建築にこんなに時間がかかるの?経緯と理由
1883年にカトリック団体のサン・ホセ協会が、貧しい人々のための教会として建設を計画。
バルセロナ建築大学の教授であった、建築家フランシスコ・デ・パウ・デル・ビリャールが無償で設計を引き受け、1882年3月19日に着工。しかし翌年、協会との意見の対立からビリャールは辞任。そこで後任として選ばれたのが、当時無名だった30歳のアントニ・ガウディです。わずか30歳で建築監督となり、設計を一から練り直しました。亡くなるまでの43年間、建設に生活のすべてを捧げました。
生前のガウディが建てたのは地下聖堂と生誕のファサードなど、全体の4分の1未満でしたが、これらは2005年に「アントニオ・ガウディの作品群」を構成する物件としてユネスコの世界文化遺産に登録。まだ未完成で、部分的な世界遺産登録は世界でも異例と話題になったそうです。
建築開始から100年以上もかかっているなんて、なぜそんなに建設に時間がかかるのか。
そもそもサグラダ・ファミリアの全貌は設計者であるガウディの頭の中にしかなかったとも言われており、ガウディの死後の1936年に始まったスペイン内戦により、ガウディが残した設計図や模型、ガウディの構想に基づき弟子たちが作成した資料のほとんどが焼失してしまうというアクシデントに見舞われ、常に手探り状態で建設を進めていくしかなかったようです。その後、職人による口伝えや、外観の大まかなデッサンなど残されたわずかな資料を元に、その時代の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われています。
でも、かつては完成まで300年はかかると予想されていたのに、どうして急に144年で完成なんて、半分も縮まったのか?その理由には大きく2つあります。
1つ目は、建設方針の手探り状態が、近年のIT技術を駆使することでだいぶクリアになったこと。コンピュータのない時代には模造実験のための模型も手作業で作らなくてはなりませんでしたが、今は3Dプリンターやコンピュータによる設計技術も進んでいるため、進捗はかなりスムーズになっています。
2つ目は、サグラダファミリアを建設する予算が観光客増加によって潤沢になったこと。サグラダ・ファミリアは贖罪教会という特性から、その建設予算は人々の寄附によってまかなわれてきました。かつては工事費の不足により建設が遅れてしまっていた側面も大きかったからです。
実物を見た感じでも、クレーンなどがあり工事中ではあるけれどすでに十分大きいし充分感動したし、もう大体できているのかなと思っていたのですが。帰国後に完成予想図として発表されている動画を見て夫婦共々びっくり。およそ現在の1.5倍の高さまで伸びる予定で、これから建つ塔の数も1つや2つではありません。
サグラダファミリア前にあった模型で、黄色い部分がこれから建設する部分です。塔もたくさん、真ん中のメインファザードもさらにこんなに伸びる!たったあと7、8年でそんなに建設できるの!?と心配になってしまうような完成予想図でした。
ただ、とてもじゃないけど2026年までに完成するのは難しいという声も多くあり、スペインの風土(期限は守らない、延期は当たり前)からして、絶対ではなさそうです(^^;
ですので、「完成したら見に行こう!」ではいつになるか分からないので、行きたい今行きましょう!入場料は少しずつ値上がりしていますし、今でも十分すばらしいです!、建築中の世界遺産に入れることも、このあとどうなるかワクワクするのもとっても貴重な体験だと思います♪
サグラダファミリアの立地
サグラダファミリアの位置はバルセロナ空港から車で約30分程度。
地下鉄サグラダファミリア駅を出て振り向いたらもう目の前です!徒歩5秒!
ここまでの世界遺産がここまで交通の便がいいのがすごいなと思いました。周りにはお土産屋さんやレストラン、ファーストフード店なども充実しています。観光地価格のお店もあるので、節約したい方は事前に安くて美味しいところなどを調べてみてください。
※サグラダファミリア近辺のお薦めレストランやスーパー情報などはこちらの記事内にて書いてます→スペイン・バルセロナの「ホテルサグラダファミリア」の宿泊体験談&感想
サグラダファミリアの入場チケット予約方法
私たちはフリーで行ったので、各施設の入場チケットなどはすべて自分で取りました。購入できる公式HPは英語等ですが、日本語で操作方法を説明してくれているサイトはたくさんあるので、それを見ながら進めたら、問題なく購入できました^^
チケットの種類を選び、日付を選び、入場時間を選び、クレジットカード情報を入れればOK。入場&日本語オーディオ付き&塔に昇るエレベーター付きのチケットを購入しました。QRコードが載っているチケットを印刷して、当日入り口で見せればOK。
予約に重要なのは語学力ではなく、いかに早めに予約するかでした。
初めてサグラダファミリアに行くなら、ほとんどの人が塔に登りますが、塔の上はとっても狭いので、1度に上がれる人数が非常に少ない=すぐ埋まってしまいます。何しろ世界トップクラスの観光名所、大袈裟じゃなく地球全体から観光客が集まります。
私は入場希望日の1ヵ月前にチケットを購入したのですが、朝イチの9:00入場が売り切れ。絶対朝イチに入って、人がいない写真を撮りたかったのにがっくし・・・。他の日程も見ましたが、旅行中の朝イチは全部売り切れ。仕方なく、9:15入場のチケットを購入しました。
そして塔も、まず初期にガウディが造った生誕のファザードの方から昇りたかったけれど、すでに売り切れ(>_<)だったので、受難のファザードを予約。2回目を3日後の17:15入場&生誕のファザードで購入しました。
バルセロナの情報サイトで1カ月前には大体埋まってくると書いてあったので、旅行日程が決定したらすぐにチケット購入することをおすすめします!
ちなみに塔付きチケットだからかもしれませんが、入場時間は15分以内なので、9:15入場のチケットであれば、9:30までに必ず入場しないといけません。時間にルーズなスペインですがこの時間は厳しいようで、15分過ぎると入れてもらえないので、時間に余裕を持って訪れるように(>_<)
理由は、塔に昇るエレベーターに乗れる人数に制限があるから。これに乗り遅れると次のエレベーターももう予約でいっぱいで乗れず、遅れてもOKにしてしまうとどんどん後ろ倒しになってしまうから厳しいんだと思います。9:15入場だとエレベーターの時間は9:30です。
サグラダファミリアって入るべき?外観を見ればOK?
結論から言いますが、絶対入るべきです。
バルセロナまで来て入らなかったら、ディズニーランドまで来たのに入らないで帰るようなものです!!(言い過ぎ?)
正直私も調べるまでは、サグラダファミリアと言えばあの外観全体が写っている画像(この記事のトップ画像のような)のイメージが非常に強かったので、あの外観がメインなのかなーと思っていました。が、全然違いました。中もすごい。
そもそも入場チケットって教会内に入る為のものだと現地に行くまで思っていたのですが、敷地内に入るところからが入場だったので、入場しないとあのあまりにも緻密な彫刻が施されている外観を近くで見ることもできません。
入場する前に、予想をはるかに上回る大迫力のサグラダファミリアが目に入った瞬間に「来てよかったー!」と感動しましたが、入場して近くで見たら、その引くほど細かい彫刻に圧倒されました。「こんなことしてたらそりゃ100年以上かかるわ・・・」と、夫と納得しました。
教会内部は、入った瞬間に「・・・やば!!」。今まで行った世界遺産の中で1番、入った瞬間に感動しました。こんなに綺麗だなんて思ってなかった。詳しくは下↓の体験談項目にて^^
ということで、入場料は高いですが、その価値はあります。バルセロナまで来て入らないなんてもったいなさ過ぎると思います(>_<)
サグラダファミリアに2回入場した理由
理由1:塔が2つある
生誕のファザードの鐘塔と、受難のファザードの鐘塔、2つの塔があります。1回の入場で昇れるのは1つのみだったんです。
バルセロナに来るのは一生に1回だろうし、サグラダファミリアが1番の目的なので、両方昇りたい、と夫。
理由2:朝と夕方で聖堂内の景色が違う
サグラダファミリアについて色々検索しながら調べていると、入場する時間帯で、聖堂内での景色が異なることが分かりました。なぜなら、東側に寒色系ステンドグラス、西側に暖色系ステンドグラスが施されているから。太陽光が入るよう計算され尽くしたステンドグラスは、特に太陽光が横から入る朝と夕方に、強く強く輝きます。朝は青く、夕方はオレンジ色に聖堂内の天井や床を染めるほど。
その画像を見つけてから、絶対朝と夕方の2回入りたい、と私。
ということで2人の利害が一致して、2日間入場しました。
まぁそんなことする人はほぼいないと思いますので(^^;、2回入って比較できたそれぞれの良さをお伝えできたらなと思います^^!
サグラダファミリア体験談1日目:朝
9:15入場だったので、8:30に近くのスーパーで朝ご飯を購入して、サグラダファミリアの東側の公園「ガウディ広場」のベンチで食べました。
この公園にある池に映る「逆さサグラダファミリア」が、大人気のフォトスポットになっています。
ちなみに夜のライトアップバージョンがこちら。昼間とはまた違った幻想的な姿がとっても美しいので、ぜひ夜も訪れてみて下さい^^
8:45頃で朝早くまだあまり人がいないので、ゆっくり写真が撮れました。9時過ぎると中国人・韓国人団体客など人が増えてきたので、ゆっくり記念写真を撮りたい方は9時前がおすすめかもです。
道路を挟んで向かいから撮った写真はこちら。迫力です・・・!
9:15が近づき、いざ入場!チケットを見せて、手荷物チェックをして、まずは音声ガイドを受け取るように案内されました。聖堂に入る真ん中の入り口の右側がガイド受取所になってました。2人分を1人で受け取りに行くように言われたので、私だけ行き夫はその場で待ち。言語を聞かれるので、日本語をお願いすればOK。入る前にまず間近で見るファザードの彫刻に圧倒されました(◎o◎)!あとでゆっくり見るとして、聖堂内へ。1歩入ると、また圧倒(◎o◎)!
ステンドグラスから朝日が入り神々しい光を降り注いでいて・・・こんなに素晴らしいなんて思ってなかった。ひたすら写真を撮りたくなる衝動を抑え、9:30のエレベーターに間に合うように向かいます。
受難のファザードの鐘塔
1日目は受難のファザードの塔だったので、入り口からまっすぐ進み反対側へ。左手側にエレベーターがありました。
受難のファザード側の入り口の扉。「JESUS」の文字が金色になっています。
9:30の人達が列をなして時間を待ちます。結構多い。何回かに分けて昇ります。私たちは早めに並んだので1回目でした。
ちなみに塔には大きな荷物を持って上がれません。エレベーター乗り場の横にコインロッカーがあり、そこに入れます。私のショルダーバッグは大丈夫でしたが、夫のショルダーバッグは大きかったようで、ロッカーに入れるよう係員さんに言われました。
エレベーター内で注意事項を聞きながら、高さ65メートルのところまで登ります。扉が開いたら目の前に工事服の方々が!お互いびっくり(笑)まさに工事真っ最中なんだと実感しました。
上からの眺め。バルセロナの街並み。
塔はほんとに狭い!人1人通れる幅で、すれ違えないレベル。なので前の人を抜かして下りたりできないので、前後の方々とペースを見ながら。私たちはゆっくり下りたかったので、最後の方から下りました。
完成している生誕のファザード側と違って、まさに建設中の様子を階段を降りながら間近に見ることが出来ます。
赤やオレンジ、黄色などカラフルでポップな彫刻です。この彫刻はまさに「かごに盛られたフルーツ」で、サグラダファミリアの主任彫刻家である日本人彫刻家・外尾悦郎さんの作品。果実は豊穣と知恵のシンボルだそうです。小麦やオレンジ、葡萄など可愛いです♪
重さ2トンの金色に輝く昇天するキリストが渡り廊下の縁に鎮座しています。金網の隙間から横顔をパシャリ。
ちなみに外から見た全体像はこちら。これを間近で見たんだなーとあとから感動。
最後は螺旋階段をぐるぐるおります。内側の手摺りがひざ丈くらいまでしかなくて、落ちそうでヒヤヒヤしちゃいます。
階段の出口はこちら。すみっこにあって、目立ちません。逆走して上る人がいないように見張り役の方がいました。
朝のステンドグラス・聖堂内
聖堂内に戻ってきました。日本語ガイドを聞きながら中を見て回ります。
改めて、めちゃくちゃ天井が高い。
森の中のような、木の幹とその枝をイメージした柱は上部が枝分かれしており、クーポラの重みを分散して支えています。
主祭壇には50個のランプに囲まれた十字架に磔されたキリスト像が掲げられています。
壁側は色彩豊かなステンドグラスから太陽の光が差し込み、美しく神秘的な空間を演出しています。それが聖堂内の白い柱などに映って、それもまた美しい・・・!
カメラが趣味の私は大興奮!立ち位置を変えたり、角度を変えたり、明るさを変えたり、撮っても撮っても撮り足りない。
重厚な外観からは想像もつかないくらい明るくて色鮮やかな空間が広がっていて、その神々しさにただただ見とれてしまいました。
でも、塔に昇る前の方がもっと青い光が天井まで青く染めていたので、太陽が低い方がもっと綺麗だったんだとあとから気付きました。朝日が差し込む時間はとっても貴重。やっぱり9:00入場したかったー(>_<)たかが15分。されど15分。 入り口横のステンドグラス。
こちらは祭壇の後ろ側。こちらのステンドグラスもカラフルで綺麗過ぎました!
地下礼拝堂も少し覗き見えました。ここにはガウディが埋葬されているそうです。
外観
改めて外観を見に外へ。
生誕のファサードはガウディが生前に指揮をとって最初に完成させた部分で、キリストの誕生に関わる物語が全面の彫刻で表されています。
教会全体を少しずつ作り上げるのではなく、まずこのファザードを仕上げたかったところにガウディの思い入れが見られます。
遠目で見たらごちゃごちゃっとしていたファザードに、こんなにこんなに細かな彫刻が全面に施されていたなんて知りませんでした。
まさに圧倒的。すべて手作業で造っていったと思うと、本当に気の遠くなるような作業ですよね。
反対側・西側の受難のファサードにやってきました。
受難のファサードの彫刻は、スペイン人彫刻家のジョゼップ・マリア・スビラックスが手掛けたものです。
生誕のファサードは曲線が多いデザインでしたが、こちらは硬い直線的なデザインとなっています。生誕のファサードには装飾がびっしりと施されていましたが、こちらには装飾が一切なく対照的な雰囲気です。
彫刻のテーマも対照的で、生誕のファサードはキリストの誕生という喜びを表現していたのに対し、受難のファサードは最後の晩餐からイエスの磔刑・埋葬までが表現されています。
地下博物館
続いては、受難のファサードの右側にある地下博物館を見学します。ここも入場料に含まれています。
地下博物館の前には、波打った外観が特徴的なサグラダファミリア教会付属学校があります。この学校は、ガウディがサグラダファミリアで働く労働者の子供達のために建てた学校です。
模型や建設当初からこれまでの写真や年表などが展示されています。
博物館にはデッサンや写真など、サグラダファミリア建築に関する貴重な資料や模型などが展示されていました。
見た時はなんじゃこりゃ、でしたが、これは錘と糸を利用したサグラダファミリアの逆さ吊り模型「フニクラ」というものです。
ガウディは複雑な計算を行わず、自然な曲線を描き力学的に安定したフニクラを利用して設計をしました。この模型を逆にすると、サグラダファミリアの形になるそうです。
こちらは職人さんが模型作りをする作業現場。こんなところも間近で見れるのは魅力的ですよね。
サグラダファミリア体験談2日目:夕方
3日後に、2回目の入場をしました。今回は17:15です。
1回目でだいぶじっくり見たので、ぶっちゃけ塔を昇ったら聖堂はちらっとで、すぐ出てもいいかなと思っていましたが・・・違いました。
聖堂内に入った瞬間に、1回目の印象と全然違う!聖堂内がオレンジ色に染まっていたのです。
朝入った時も西側のステンドグラスも十分綺麗だったので、正直そんなに変わらないと思っていたんです。でも想像以上に違いました。
またしても逸る気持ちを抑えて、まずはエレベーターの列へ。
生誕のファザードの鐘塔
今回は前回の経験を踏まえて夫はショルダーバッグをホテルに置いてきて身軽に。サグラダファミリアから徒歩7分のホテルにしたので、行き来がしやすくてとっても便利でした^^
エレベーターで高さ50メートル昇ります。展望テラスへ出ると目の前にドーンと鐘塔がそびえていました!展望テラスというか、二つの塔の間に架かる渡り廊下というか(^^;
こちらの塔も、せまーい階段を下って行きます・・・
階段の内側から上を覗くと内部構造が!よく見るあの塔の中はこうなっているのかー、と感心。
こちらの塔には小さな小さなバルコニーがあり、地味に人気の撮影スポットで、列が出来ていました。私たちも並び、後ろの人に撮ってもらいました。
ただ夕方だとこちらの東の塔は日が当たらず、人物に明るさを合わせると背景が白飛びして、ほとんど街並みは写っていませんでした(^^;
こちらのファザードは午前中に昇るのがおすすめかもしれません。
こういう窓の装飾などが同じ目線で見ることができるのは、塔に昇る大きなメリットですよね^^
下から見上げても見えないところが色々見れます。
最後にまた螺旋階段をぐるぐるっと降ります。今度は逆回りでした。ガウディは巻貝やカタツムリをイメージしてこの階段を造ったそうです。
夕方のステンドグラス・聖堂内
聖堂内に降りてきたら、さっきよりも一層オレンジ色が濃くなっていました。
夕日が横から差し込み、ステンドグラスの形が天井に映り込み、まさに太陽のような模様が!!!
こんな模様は1回目の午前中にはまったくなかったので、まさに夕方入場の特権。
観光客も、西側のステンドグラスの写真を撮るのに人だかりが。それだけはっきりと輝きに違いがありました。
私も夢中で撮っていると、さらに日が沈んでいき、螺旋階段が輝き出してきました。朝にはなかった光景です。階段の特徴的な装飾から光の粒が漏れて、まるで天国にでも続いてそうに見えました。この階段は通れなかったけど、いずれ上れるようになったりするのかな?そしてその光が床に写り、床もオレンジ色に・・・。
天井も床もどんどん夕日色に染まっていく世界がとってもとっても綺麗でした。
本当はもっといてどこまで輝くのか見ていたかったけれど、夫がもう出ようと言うのでここまで。
出たのが18:30くらいだったので、夏場は18時台が綺麗だと思います。18時台はずっと聖堂内にいて、燃えるように染まっていく変化を楽しむのもありかと思います。
カメラには収まりきらないし、360℃の美しさをぜひその目で見て、その場で体感して欲しいです。10か国くらい旅行してきましたが、一番感動した世界遺産でした。
人生で1度は行くべき場所だと改めて思いました。
これからさらにパワーアップしていくと思うと、バルセロナは人生に1度きりと思っていましたが、完成版も見てみたくなってしまいました^^
サグラダファミリアで買えるお土産
最後には外せないお土産屋さん!2つありますが、置いてある商品はほぼ同じです。
サグラダファミリアにあるスーベニアショップには、たくさんの商品が置いてあります。せっかくサグラダファミリアに入場したら、ぜひ何か記念に購入してみては♪
・マグカップ
念願のサグラダファミリアに来られた夫が記念に自分用としてマグカップを購入してました。水分摂取量が人一倍多い夫は、以前からたっぷり飲める大きめのマグカップを探していたのでぴったり。
表は生誕のファザード。
裏は受難のファザード。
街中のお土産屋さんではとにかくカラフルな商品が多いので、こんなにモノトーンでシンプルなグッズは珍しいです。あまり派手なものは私が好みではなくてうちに置きたくないので、これは◎
このデザイン、他にもお皿やタンブラーなど色々種類があって素敵でした。夫は帰国してから嬉しそうにたっぷりココア飲んでます(笑)
・ミントタブレット
いつもタブレット常備してる双子の姉に購入。スペインらしいパキっとしたオレンジ色が可愛いです♪グリーンバージョンもありました。
他にも義母にステンドグラスを模した小さなキャンドルホルダー、家族や友人用に絵はがきなどなど購入しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
<ポイントまとめ>
・入場チケットは1ヵ月前には埋まり出してしまうので、旅行日程が決まったら即購入
・上るファザードは、どちらか1つなら生誕のファザードがおすすめ
・おすすめの時間帯は、太陽光が横から差し込む朝イチか夕方
・朝イチなら9:00入場、夕方なら17:30前後入場がおすすめ(夏の場合)
・朝と夕方どちらかのみなら、夕方がおすすめ
・生誕のファザード側の写真を撮るのは午前中がおすすめ(午後だと逆光になる)
・逆さサグラダファミリアを撮るなら団体客が動き出す前の朝8時台がおすすめ(雨の日と風の強い日は湖面に写らずNG)
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